本日はレベスタ観戦でした。人生で初のアビスパシートでの観戦でした。バックスタンドと比べて前後の座席の間隔が広いので、カバンが置きやすく、落ち着いてみることができました。しかし試合内容はとても寒いものでした。


スタメンは
GKセランテス
DF山田
DF篠原
DF實藤
MF石原
MF加藤
MF鈴木
MF初瀬
MF前川
MF松田力
FW城後


試合はアビスパがボールを持ちますが、金沢がうまいことプレスをかけ、アビスパのパスをカットしてカウンターというシーンが目立ちました。しかしそこまで決定的なシーンはなく、アビスパも加藤の裏へのパスに城後が抜け出してシュートもゴール左というシーンがあるものの、全体的にのらりくらりというような(自宅で見ていたら眠たくなるような)試合展開でした。しかし33分に、自陣でのパス回しで金沢のプレスに合い、鈴木がGKへバックパス。これが相手選手に渡るか渡らないかくらいでGKセランテスが前へ蹴りだしますが、そのボールを運悪く金沢の選手にカットされ、最後は金子のシュートが決まって金沢が先制します。

後半は初瀬のカットインからの惜しいシュートがありましたが、同点ならず。すると88分に自陣で實藤が横パスをすると前線にいた金沢山根に渡ってしまい、山根がきっちりシュートを決めて金沢が追加点。その後残り数分しかないのに慌ててミコルタを投入するも何も起こらずそのまま0-2で試合終了。今期連勝を一度も飾ることができないまま次節最終節を迎えることになりました。



<チームはバラバラ。いいとこなし>
個人的にはここからのホーム2試合は若手を起用して欲しかったです。今の若手がスタメン起用できるレベルではないかもしれませんが、せっかく残留を決めたのだから少しでも来期に向けた意味のある試合にしてほしかったところですが、スタメンを見るとほぼ変わらず。連勝を一度もしていないので、最後は連勝で飾りたいという意図かもしれませんが、いざ試合を見ると順位通りのスコアというかチームの積み上げてきたものがあるかないかというところが大きく出たかなと思います。それ以前にアビスパのそれぞれの選手に戦う気持ちが全く感じませんでした。


象徴的だったのが、53分のシーン。前川がカウンターで持ち上がりますが、味方はだれも上がってなく、結局その間に金沢が守備陣形を整える→何回かパス交換しますが、出しどころなく前川がとうとうイラつきながらGKへ思いっきりバックパス→これがあわや味方のゴールに入りそうになるというシーンを見てああもうチームとしてはバラバラだなと感じました。この雰囲気の悪さはプシュニク時代の最後のホーム熊本戦みたいでしたね。そして最後は實藤のパスミスからの失点。今日の試合いい事なんてひとつもなかったですね。こんな試合なら若手を出してくれた方がまだ負けても収穫があったかもしれません。チーム全体が全く勝ちと感動にこだわらなかった試合でしたね。6千人の観客はこんな試合を次も見たいとは思いません。




最終節は鹿児島との対戦ですが、本日栃木が勝利したため、降格圏最後の1枠は最終節まで持ち越しとなります。鹿児島は負けた場合栃木の結果次第では21位転落の可能性もあるので、確実に勝ちに来ます。それに比べてモチベーションもなく、すでにチームとしてはバラバラの自軍はそんな鹿児島に勝利できるのでしょうか?鹿児島に負けた場合は順位で入れ替わります。残留が決まっても20位という過去ワーストの順位でフィニッシュする可能性もあります。最後くらい意地を見せてほしいところです。




最後に本日福岡J・アンクラスがチャレンジリーグ入れ替え戦で常盤木学園に勝利。来期チャレンジリーグ昇格を決めました。おめでとうございます!!
DSC_0422

DSC_0076

DSC_0394