アビスパ・ノスタルジアは2006年に突入します。勝利した2試合を取り上げるつもりでしたが、昨日2006年の浦和対G大阪戦の再放送(NHKBSとDAZN)がありましたので、負けはしましたが、とてもこの年印象に残ったホームでの浦和戦を取り上げたいと思います

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スタメンはこちらです。この試合キックオフ15時でしたが、相手が浦和ということで朝早くから並んで座った記憶があります。この年リーグ優勝した浦和のイレブンは豪華ですね。さらにサブには平川、岡野、エスクデロ、そして数年後にアビスパに来た黒部もいました。一方のアビスパは4-5-1でアレックス、古賀誠史、布部、グラウシオらが欠場。今思えばよくこのメンバーでここまで戦えたなといったところです。


試合は前半浦和の猛攻にずっと耐えていました。後半は前半ほど攻められなかったのですが、アビスパも開幕当初から言われ続けていた決定力不足で0-0の状態が続きます。浦和はポンテとワシントンを下げて岡野と黒部を投入しました。ワシントンが下がった時やられなくてよかった~と安心したことを記憶しています。



しかし90分を過ぎたところで、ポンテに代わって投入された岡野のクロスに闘莉王が千代反田との競り合いに勝ってドンピシャのヘディングシュート!これがゴール右上に決まって土壇場で浦和が先制。耐えて耐えてここまで来たのに、やはり浦和は強かったと感じた瞬間でした。試合後はとても悔しかったのですが、あいさつに来たアビスパイレブンにスタンディングで精いっぱい拍手したのを覚えています。


始めて浦和の応援を見て圧倒されたこともそうですが、浦和というクラブを目の当たりにしてこれがJ1のトップレベルかというのをまじまじと見せつけられた、そんな印象に残る試合がこの試合でした。


たらればを言わせてもらえば、黒部が2008年ではなくこの年にアビスパに来てくれたらどんなに嬉しかったのか、それほどこの年は決定力不足に悩まされましたね。これについては次回のノスタルジアで。