本日もアビスパDAZN部でした。スタメンはこちらです。
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試合は18分に愛媛FW有田が負傷で丹羽詩温と交代。24分にはイエローカードをもらっていたフアンマが城後と交代するという波乱の展開でした。試合としてはアビスパが石津のシュートなど惜しいシーンはありましたが、3-6-1でボールをつないでくる愛媛にペースを握られます。アディショナルタイムラストプレーであわや失点というシーンもあり、危なげながら前半はスコアレスで終了。


後半はスタートから重廣を下げてキャプテン前を投入。しかし77分菊池大介のクロスが合わず。そこから愛媛のカウンター。長沼がボールを持ち込んでフリーの川村へ。川村のロングシュートがゴール右隅に決まって愛媛が先制します。80分には最後の交代カードを使います。なんとDFの三国ケネディエブスを途中出場の城後に代えて投入し、前線へ。すると82分、サロモンソンのCKにその三国ケネディエブスがヘディングで合わせて起死回生の同点ゴール。


その後は菊池大介の惜しいシュートもありましたが、決勝点を奪えず試合は1-1のドロー。アビスパは4連勝ならず。なんとか勝ち点1を獲得しました。


<反省材料たくさんの試合>
愛媛はここ最近苦戦しているとはいえ、この日は結構アビスパの嫌なところをつくサッカーをしてきましたね。特に前半は右サイドのサロモンソンの裏のスペースを突いて、ピンチになるシーンが目立ちました。サロモンソンは開幕からほぼ出ずっぱりだったので、途中から右湯澤、左輪湖にしてもよかったかなと思いましたが、結果的に3試合連続アシストを記録したので、結果オーライかなと。


愛媛の決定力の低さに助けられた部分がありましたが、失点シーンに関しては愛媛の長沼がドリブルで上がるときに最初にチェックに行った鈴木惇がかわされた時点でヤバイと感じていました。川村のシュート自体は琉球戦の阿部拓馬のゴール同様キーパーにはノーチャンスだったかもしれませんが、鈴木惇にはあそこで止めてほしかったかなと。


連戦で運動量も少なく、グローリ・フアンマ・福満と欠かせない選手がいない中でどうやって攻めていくか守っていくかのところを整備しなければいけないのかなと思います。あと個人的には木戸のサイド起用は難しい気がします。消える時間が多かったように思えるので、まだ大弥と入れ替えるかして木戸は前目で起用したほうがいい気がします。


<FWケネディJ初ゴール>
攻撃面に関してはフアンマがいない時間が多くて難しい部分はありました。パワープレー要員で入った三國は元FWとはいえ、よく起用したなと思いました。しかも交代で下がったのがフアンマに代わって入った城後。フアンマの交代もケガでなければ戦術的な交代だと思いますが、ここのところの長谷部監督の采配がすごいです。ゴールしたケネディは今季初出場でJ初ゴール。前日くらいにインスタで髪切っていたので「お?サブに入るのかな」と予想していましたが、点とるまでは予想できませんでしたね。今後もFW起用の可能性もあるようなので、本人は本職でないところでの起用に思うところがあるかもしれませんが、この日の同点ゴールはチームにとっても彼自身にとっても大きいものになりそうな気がします。


なんとか引き分けましたが、3位浮上。しかし次節は2位の大宮との試合です。すでに大宮との勝ち点差が4、首位の長崎とは8も勝ち点が離れています。昇格のためには次節の大宮との試合に勝たないといけませんが、大宮も愛媛同様3バックなので、苦戦が強いられるかと。時間は短いですが、なんとか修正して臨んでほしいと思います。