アビスパは本日2020年度の決算を発表しました。2020年度は2億8700万円の赤字となりました。同時にアビスパのスポンサーであるDMMがアビスパの第三者割当増資で発行する一部株式を取得し、アビスパの経営に参画することを発表しました。DMMからは村中悠介COOがアビスパの取締役に就任します。


<一変して大幅な赤字>
アビスパも決算のリリースが出たので2019年度と比べてみました。

広告収入が7億5600万円(7億円)
入場料収入が1億4500万円(1億3000万円)
売上高合計15億3800万円(15億7000万円)
営業費用16億500万円(14億7300万円)
営業損失2億8600万円(1億300万円)
経常損失2億8300万円(1億600万円)
純損失2億8700万円(1億700万円)
*()は2019年度


2020年の最終節の社長のスピーチでもう少しで黒字を目指せるかもみたいなこと言ってましたが、実際は大幅な赤字になりました。蓋を開けてみると、入場料収入と広告収入は2019年度より増えているんですけどね。コロナ対策とかでいろいろ経費がかかっちゃった感じでしょうか?


2019年度は1億700万円の赤字で2020年度は2億8700万円の赤字。これで2季連続の赤字となりました。確か純資産が6800万円くらいだったので、今回の赤字で約2億円の債務超過になったと思います。しかしDMMが一部株式を取得したので、債務超過が当初よりは少なくなったのかなと思ってます。


<勝負の2021年>
ネットニュースの社長のインタビューを見ると、この2021年は売上高26億を目指すそうです。そしてトップチームの人件費を17億円(2020年度は9億7800万円)として設定してるそうです。5年周期を終わらせるために勝負に出たと思います。


2020年度の売上高が15億なので、約11億増を目指すそうです。そのためには入場料・グッズ・スポンサー収入強化がマストになりますが、個人的に気になるのが、入場料の部分ですね。

チケット価格をシーズン前に設定しましたが、そこからさらに4月から改定しました。これにダイナミックプライシングが加わって、昨年に比べてチケット価格はかなり上がっています。

今季のホームの入場者数は全て5000人以下。開幕戦は上限5000人だったのと、3月ホームはいずれも水曜ナイター2回だったとしても、チケットが改定された4月以降の札幌戦とFC東京戦は土曜の昼でも5000人いきませんでした。

チケット改定後、タダ券と年パス以外で来た人がどれくらいいるのかですね。今のペースでいいのか?それとももっと入れたいのか?それならば今のチケット価格でいいのか?

コロナ禍で難しいとは思いますが、リモートでもいいので、また前みたいにフロントとサポーターのミーティングというか意見交換会してもらって、フロントの考えを聞きたいです。

あとグッズですが、勝利記念グッズ速攻で出すのは素晴らしいですが、試合に出てない選手入れたり、あとは誤植あったりするので、もう少しなんとかならないかなと思ったりします。



コロナ禍で仕方ないとはいえ、大幅な赤字ということで、クラブ経営は大丈夫かなと心配になります。一方でDMMが経営に参入ということで、どんな化学反応が起こるのか注目したいと思います。