早いもので3週間の中断期間がまもなく終わり、今週末は前半戦最後の試合となる神戸戦となりました。イニエスタ効果というべきでしょうか、チケットはほぼほぼ完売となりました。


その前に先日Jクラブの経営情報が開示されましたので、そっちの方を今回は見ていきたいと思います。



<2020年度のクラブ決算>

○営業収益
15億3800万円(前年15億7700万円)

・スポンサー収入
7億4700万円(前年6億9300万円)
・入場料収入
1億4400万円(前年1億3700万円)
・アカデミー収入
1億6800万円(前年1億9800万円)



○営業費用
18億2500万円(前年16億8000万円)

・人件費
9億6800万円(前年7億8400万円)


○当期純利益(▲損失)
▲2億8700万円(前年▲1億700万円)

*2億1700万円の債務超過



ざっとこんな感じでしょうか。気になった点としては、

・営業収益は前年より減少もスポンサー収入と入場料収入は前年よりも増加(入場料収入に関しては前年より増加したクラブは53クラブ中わずか4クラブしかありませんでした)

・コロナの影響でスクール関係ができなかったのか?アカデミー関係の収入が前年より減少

・人件費は前年より約1億8000万円増加。他の費用は前年とほぼ同じ


結果的にこの人件費の増加分がそのまま赤字になった感じでしょうか。しかしコロナ禍ということで、なんとかこれくらいで抑えたのかなと。

<債務超過>
2020年度赤字決算ということで、2期連続赤字となり、おまけに2億1700万円の債務超過になりました。

しかし


Jリーグの出したクラブ経営状況開示資料の中にこういうのを見つけました。

『福岡は増資により、2021年3月末現在債務超過を解消している』(1-4 赤字・債務超過クラブ①)


4月にDMMがアビスパの経営に参画することを発表しましたが、DMM側のリリースを見てみると、3月29日付とあるので、株式を習得したのは3月末。つまりDMMもしくはシステムソフト社がこのタイミングで増資をして、債務超過を解消したということになります。


ネットのインタビューで社長は今季の営業収益を26億円を見込み、その中でチーム人件費を17億円にするとありました。2020年度と比較すると、

営業収益
15億3800万円→26億円
人件費
9億6800万円→17億円


人件費は10億円増。対して営業収益も同じように10億円近く増やさないと今年度も厳しいように思います。


リーグからの分配金が増えるとしても、やはりスポンサー収入、入場料収入、物販収入のところを例年よりも増加させないといけない感じでしょうか。入場料をシーズン入ってから価格を上げたのも仕方なしかなと。



一方でDMMが経営参画したということで、さっそく今年になって稼働してなかった「アビスパTV」をDMMのオンラインサロンという形でリニューアルさせました。DMM×アビスパで今後どのような相乗効果が出るのか楽しみです。


ざっと見てきましたが、とりあえず私たちにできることは、できる範囲で応援することですね。週末の神戸戦是非とも勝って前半戦を終えて欲しいと思います。